研究課題/領域番号 |
17K06024
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
無機工業材料
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研究機関 | 群馬工業高等専門学校 |
研究代表者 |
平 靖之 群馬工業高等専門学校, 物質工学科, 准教授 (40369939)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 光触媒 / 希土類元素 / 可視光応答 / 酸化物 / ペロブスカイト / 希土類 / 可視光 |
研究成果の概要 |
これまでに申請者は,希土類元素を含むBaTbO3に青色LEDの光を照射すると光触媒活性を示すことを明らかにしている。同じくTb4+を含む化合物に注目するために,Baを他のアルカリ土類金属に置き換えた化合物を合成し,その光触媒活性を明らかにすることを目的としている。SrTbO3に注目し,錯体重合法を用いた合成方法を綿密に検討した。試料の粒径と形態を制御することで,SrTbO3の光触媒活性を向上させることに成功している。これまで注目されていない希土類化合物が光触媒活性を示すことが明らかになり,希土類化合物群に新たな可視光応答型光触媒が見つかる可能性が高くなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
高い光触媒活性を示す二酸化チタンは紫外光でしか機能しないため,太陽エネルギーや室内灯などの豊富に存在する可視光を効率良く利用することが出来ない。そのため,可視光によって駆動する光触媒の開発が切望されているが,これまで調べられた可視光応答型光触媒の性能は実用レベルには到底及ばないほど低く,新物質の更なる探索が急務である。本研究では,これまでほとんど注目されていない希土類元素を含む光触媒に関する研究であり,新たな物質探索の指針の一つとなり得る。また,試料の合成プロセスを検討することで性能を向上させることに成功しており,材料化学分野にも新たな知見を与えている。
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