研究課題/領域番号 |
17K06105
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生産工学・加工学
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研究機関 | 秋田県産業技術センター |
研究代表者 |
中村 竜太 秋田県産業技術センター, 先進プロセス開発部, 主任研究員 (00634213)
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研究分担者 |
赤上 陽一 秋田県産業技術センター, 企画事業部, 専門員 (00373217)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 撹拌 / 電界撹拌 / 非接触撹拌 / 医工連携 / 抗原抗体反応 / 細胞培養 / 電界 / 電界撹拌技術 / シャーレ / 培養細胞 / ヒト培養細胞 / 電界撹拌用シャーレ / 電極インサート蓋 / 高電圧スイッチング / 非接触 / スターラーレス / バイオテクノロジー |
研究成果の概要 |
本研究において、電界を印加し最適な周波数を与えることによって、液滴を非接触で上下に揺らす3次元的撹拌と2次元的な回転撹拌を融合した撹拌技術を実現するための最適容器設計及び電極形状、電界印加方法の検討を行った。 結果的に、再現性、簡便性、汎用性を考慮し、市販のシャーレ底面へ、撥水シートを乱流のきっかけを与え易い勾玉型にして貼り付け、電界撹拌を行うことによって液滴全体が上下に振動し、さらに回転流れが生じていることをハイスピードカメラの観察によって確認できた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現状の3次元的な電界撹拌では、比較的高速な撹拌となり、細胞や組織に対して物理的ストレスを与えてしまう懸念があり、また、液滴振動の節の付近で淀みが生じてしまう場合があった。 今回開発した3次元的撹拌に2次元的回転による流れを融合し、比較的低速で淀みの無い撹拌技術を、術中免疫組織染色や抗がん剤の適応性検査、免疫細胞治療に用いる細胞の培養等々へ様々な分野への応用することで医療費縮減が期待でき、社会貢献可能であると考える。
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