研究課題/領域番号 |
17K06112
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
設計工学・機械機能要素・トライボロジー
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
月山 陽介 新潟大学, 自然科学系, 准教授 (00533639)
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研究分担者 |
塩見 裕 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構, 研究開発部門, 研究開発員 (20578794)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | 高摩擦 / トライボロジー / テクスチャリング / テクスチャリグ / 金属 / 真空中 / 締結 / レーザマイクロテクスチャリング / 微小突起 / 人工衛星 / 表面テクスチャリング / ナノマイクロトライボロジー / 宇宙機 |
研究成果の概要 |
機械の損傷や精度を悪化させる原因になるため,結合部や締結部の確実な固定が必要であり,一般産業機械から医療用のインプラントまで,摩擦による固定部が存在する箇所は多い.そのような箇所においては金属表面の汚れなどが摩擦を下げてしまうために,高い摩擦を安定して発現する表現が必要であった.そこで,微小凹凸を表面に付与することにより,高い摩擦を安定して発現する表面を開発し,その効果やメカニズムを明らかにした.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本課題では,限られた条件において高い摩擦を発現しなければならないような場合に効果的な摩擦係数の増加技術を開発した.例えば,医療用インプラントの小型化では,締結トルクが規定されており,新たな機構を追加することが難しい場合がある.そのような条件下では固定力を向上させるためにはなるべく安価に表面の摩擦係数を増加させることが肝要である.本課題では,安価な工業用レーザ加工装置を用いた摩擦係数向上技術を開発した.
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