研究課題/領域番号 |
17K06209
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
熱工学
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研究機関 | 玉川大学 |
研究代表者 |
宇高 義郎 玉川大学, 工学部, 教授 (50114856)
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研究分担者 |
大久保 英敏 玉川大学, 工学部, 教授 (80152081)
諸隈 崇幸 横浜国立大学, 大学院工学研究院, 助教 (00756059)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 熱工学 / 沸騰伝熱 / 限界熱流束向上 / 非均一伝熱板 / 異材料配置パターン / 液体供給系 / 伝熱促進 / 沸騰熱伝達 / 限界熱流束 / 異形態相関沸騰 / 狭隘間隙 / プール沸騰 / 限界熱流束促進 / 沸騰 / 狭隘空間 |
研究成果の概要 |
優れた熱伝達特性を示す沸騰熱伝達においては,近年の発熱密度の増加傾向に対応して,その限界値の向上が重要である.従来の表面付与方式の沸騰伝熱促進法と異なる,異形態相関沸騰と命名した,新たな伝熱板の内部構造による伝熱促進法を提案した.伝熱面に不均一な温度分布を形成させて異なる沸騰形態の干渉を誘発し,より大きな限界熱流束を実現する.異形態相関沸騰の基本特性および支配パラメータの影響を明らかにし,その有効性を示した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
優れた熱伝達特性を示す沸騰熱伝達は,近年,パワーエレクトロニクスの冷却など,多くの工業分野に利用され,機器の発熱密度の増加に対応して,その性能向上が重要である.本研究は,従来の表面付与方式と異なる,異形態相関沸騰と呼ぶ新たな伝熱板の内部構造による伝熱の向上法を提案し,その工学技術への貢献のための検討を進めた.
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