研究課題/領域番号 |
17K06262
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
知能機械学・機械システム
|
研究機関 | 三重大学 |
研究代表者 |
早川 聡一郎 三重大学, 工学研究科, 准教授 (50288552)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
|
キーワード | 人間機械システム / 運転支援 / ヒューマンマシンインターフェイス / インピーダンス制御 / 減衰比 / ヘッドアップディスプレイ / 運転支援システム / 映像情報提示 / HMI / 提示情報量 / マルチモーダルインターフェース / 先進運転支援システム / 人間機械協調 |
研究成果の概要 |
運転支援システム使用時のドライバ受容性向上を実現するため、運転支援システムのHMIに関する研究を行った。HMIの中でも重要な力覚支援については、ロボット分野で使用されているインピーダンス制御を導入することを提案し、ドライバ受容性が改善することを示した。また、その複雑なパラメータ設定を減衰比を用いた評価指標により統一的に決定できる手法を提案し有効性を示した。また、聴覚支援は運転支援開始の1秒前に効果音を用いて予告をすることが良いという結論を得た。その他、視覚・聴覚的にドライバの受容性を改善する支援予告提示手法について各種検討を行い、どのように情報提示を行うことがドライバにとって有効かを示した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
自動運転車両の実用化や、人が運転する車の全廃にはまだ時間がかかると考えられる。このような中、人が運転する車をより安全化する研究は重要である。本研究はより安全な運転を実現するため、ドライバ受容性の高い運転支援システムを実現するために実施された研究である。本研究の成果は今後開発される車両へ適応され、より安全な自動車の実現に貢献することが期待でき、社会的意義があった。 また、人間-機械協調ロボット分野で操作性改善に使用されているインピーダンス制御を、主従関係が逆転する運転支援システムに適用した場合でも、ドライバの受容性改善に効果があることが検証され、学術的にも大きな意義があった研究となった。
|