研究課題/領域番号 |
17K06384
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
電子デバイス・電子機器
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研究機関 | 豊橋技術科学大学 |
研究代表者 |
大平 孝 豊橋技術科学大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (30395066)
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研究分担者 |
阿部 晋士 豊橋技術科学大学, 工学(系)研究科(研究院), 助手 (20847884)
坂井 尚貴 豊橋技術科学大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (10736177)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2017年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
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キーワード | ワイヤレス電力伝送 / ワイヤレス結合器 / 最適化 / ハミルトニアンアルゴリズム / ワイヤレス結合kQ積 / ワイヤレス結合kQ積 |
研究成果の概要 |
ハミルトニアン演算により高速パラメータスイープが実現できたことで電極寸法、材料特性(誘電率、誘電正接)など多変数から最適値を求められるようになった。これにより、電極設計の際に、どのパラメータがボトルネックになるかを明らかになった。国内外の大学や企業で用いられている探索アルゴリズムとしてランダム法や最急勾配法に比べて、本研究で得られた成果はランダムプロセスを伴わず、かつ、大局的に探索できるという点で国際的に見ても独創的に位置づけられる。本研究により得られた理論により、初めてkQ積による最大効率試算値に損失を考慮できるようになった。これにより電力伝送効率の解析精度が大きく向上した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ハミルトニアン演算により、高速パラメータスイープが実現できたことで電極寸法、材料特性(誘電率、誘電正接)など多変数から最適値を求められるようになった。これにより、電極設計の際に、どのパラメータがボトルネックになるかを明らかにしやすくなった。本提案方式は他の手法と比べて探索時間が短く、局所解に陥らない。加えて, 乱数を用いないため再現性があることから, 学術研究に適した方式と言える. 本研究により得られた理論により、初めてkQ積による最大効率試算値に損失を考慮できるようになった。これにより電力伝送効率の解析精度が大きく向上した。今後のワイヤレス給電システムの設計に与えるインパクトが大きい。
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