研究課題/領域番号 |
17K06441
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
通信・ネットワーク工学
|
研究機関 | 芝浦工業大学 |
研究代表者 |
三好 匠 芝浦工業大学, システム理工学部, 教授 (40318861)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | ネットワーク / P2P / 位置依存型 / 位置情報サービス / 国際共同研究 / 情報通信 / 先端的通信 / LTE |
研究成果の概要 |
近年の通信技術や端末の高度化により,ユーザの位置情報に基づいた位置依存型通信サービスに対する期待が高まっている.本研究課題では,このようなサービスを容易に実現するための基盤技術として,位置依存型P2P通信方式を考案するとともに,提案方式をスマートフォンに実装して実証実験を行った.提案手法を用いることで,LTEやWi-Fiなどの既存通信インフラを利用して近隣端末との位置依存型通信が実現され,車車間通信や歩者間通信,地域コミュニティ通信,災害地域への緊急情報配信,ユーザ協調型データ配信などに活用できることが分かった.
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究課題で開発された通信基盤技術は,従来のクライアント・サーバ型による実装ではなく端末間の直接通信を実現するP2Pを利用しており,今後利用拡大が期待される車車間通信や地域コミュニティ通信などさまざまな領域においてユーザ視点の柔軟なネットワークの構築が可能となる.また,新しい通信方式を待つことなく,LTEやWi-Fiといった既存の無線通信方式とスマートフォンにより実現が可能であるため,情報通信社会の速やかな変革につながる革新的な技術になるであろう.
|