研究課題/領域番号 |
17K06463
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
計測工学
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研究機関 | 九州工業大学 |
研究代表者 |
李 旻哲 九州工業大学, 大学院情報工学研究院, 助教 (60363397)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | センシング情報処理 / 3次元光信号処理 / 3Dイメージ可視化 / 生体情報 / 計測工学 |
研究成果の概要 |
本研究では、様々な映像システムを使用して得られたマルチスペクトラム情報を利用して生きた細胞や微生物の3次元情報を非破壊で取得することを目標とした。 少量の放射光条件でのマイクロスコピに関する基礎理論の研究、マルチスペクトラム映像システムを使用した合成画像に関する基礎理論の研究、ホログラフィーや集積映像を利用した3次元可視化アルゴリズムの基礎研究を行った。そして顕微鏡の光学系を介して得られた様々な情報の特性分析と活用法に関するアルゴリズム及び最適化されたマイクロスコピシステムを製作し、取得された様々な情報に統計判別手法を適用することで微生物の特性分析が可能となった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は微生物のマイクロスコピにおける多量の放射光を使用する問題および、表面構造や熱分布といった微生物の解析に欠かせない詳細なプロファイルを提供する問題を解決する。従来のシステムではこれらの3次元プロファイルを一度に取得することはできなかったが、本研究はそれを一度に、そしてリアルタイムで取得可能である点に独創性がある。この研究により期待される効果はマイクロスコピの新しい基幹技術の確保によって、未来の有望新産業を生み出すことができる。本研究で開発されるマイクロスコピの新しい基幹技術を使用して、将来有望な新産業の導出することができ、これにより新たな雇用も創出され、国家産業の発展に貢献できる。
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