研究課題/領域番号 |
17K06535
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
構造工学・地震工学・維持管理工学
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
田中 俊幸 長崎大学, 工学研究科, 教授 (50202172)
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研究分担者 |
森山 敏文 長崎大学, 工学研究科, 准教授 (20452873)
藤本 孝文 長崎大学, 工学研究科, 准教授 (40264204)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 生コン診断 / コンクリート比誘電率 / 鉄筋径推定 / コンクリートレーダ / コンクリートの比誘電率 / コンクリート診断 / 鉄筋探査 / 比誘電率分布測定 / 生コンの成分推定 / 電磁波レーダ / フレッシュコンクリート / 成分比推定 / 比誘電率測定 / 電磁波レーダー / アレイアンテナ / 安全検査 |
研究成果の概要 |
生コン配合比推定装置を開発した。それにより、標準配合比から水分が多い場合の生コンを判断する可能性があることを明らかにした。今後は、標準配合比以外の配合割合でも、水分配合比を測定できることを示したい。また、コンクリートの比誘電率分布の非破壊測定法を提案した。標準配合比の試験体であれば、比誘電率分布の深さ特性や経日変化特性を測定できることを明らかにした。今後は様々な配合比の試験体について比誘電率分布を明らかにしたい。最後にコンクリートレーダを用いて鉄筋径やかぶりをこれまで以上に精度良く測定できる可能性があることを明らかにした。1本の鉄筋による試験体では鉄筋径を0.5mmの誤差で測定できた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
コンクリート構造物は半永久的なものではないと分かり,大事故を避けるために定期的な維持管理が非常に重要であることが周知の事実となりました.生コン診断技術の精度向上は建設前に予定した耐用年数を確保するために重要な技術です.また,非破壊で内部構造を調べることができるようになれば,コストの大幅な削減につながり,検査の回数も増やすことができ,持続可能な社会の構築に大きく貢献します.
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