研究課題/領域番号 |
17K06659
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
建築構造・材料
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
輿石 直幸 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (00257213)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 木造 / 真壁 / 小舞土壁 / ラスモルタル / 雨仕舞 / 防水 / 送風散水 / 吸水速度 / 吸水 / 壁土 / モルタル / 左官材料 / 小舞壁 / 毛管上昇高 / 毛管空隙 / 散水 / 雨水浸入 / 内部結露 / 腐朽 |
研究成果の概要 |
本研究は、木造住宅の長期使用に向けた真壁構法の優位性を検証するための研究である。まず真壁を構成する各材料について材料試験を行い、吸水速度係数などの特性値を求めた。次にチリじゃくりなどの雨仕舞を施した要素試験体に対して送風散水実験を行い、雨水浸入の抑制効果や、浸入後の雨水の挙動を確認した。そして、材料試験で測定した吸水特性などを用いた数値解析を行い、実験結果の考察などを行った。今回の解析モデルは単純なものであるが、雨水浸入や浸入雨水のおおまかな挙動は表現できた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
真壁を構成する各材料の吸水特性と、真壁構法における軸組と壁面との取合い部および壁面からの雨水の浸入や浸入後の雨水の挙動を実験により確認した。そして数値解析によって実験結果の検証を試みた。その結果は途中段階であるものの、木造住宅の長期使用に向けた材料選定、雨仕舞、納まりなどの検討に有用ないくつかの知見が得られた。
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