研究課題/領域番号 |
17K06707
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
都市計画・建築計画
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
渡辺 公次郎 徳島大学, 大学院社会産業理工学研究部(理工学域), 助教 (30372717)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 地方都市 / グリーンインフラストラクチャ / Eco-DRR / 土地利用 / 流域 / 農地 / 農地転用 / 洪水調整機能 / 土地利用計画 / 災害リスク / グリーンインフラ / 洪水 / 津波 / Maxent / 雨水流出 / 防災 / 土地利用政策 |
研究成果の概要 |
本研究では、災害危険性を抱え、人口減少が続く地方都市である徳島都市圏を対象に、グリーンインフラストラクチャ(GI)の観点を組み込んだ土地利用計画策定手法を開発した。ここでは土地利用をGIと考え、その防災特性に応じた災害リスクを評価した。H29年度は農地の雨水調整機能を評価し、H30年度は農地の転用を予測するMaxentモデルを開発した。H31年度は、土地利用データを用いて流域別の洪水リスクを評価した。いずれもオープンデータを用いた都市圏レベルの評価手法であり、その結果から、土地利用の方針を示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、土地の持つ防災特性をグリーンインフラと捉え、その防災性能を評価する手法を開発した。具体的には流域単位で農地の洪水被害を軽減する機能を評価するとともに、農地の宅地化の可能性を予測、これらの結果から、土地利用規制の方向性を示した。災害に強い都市構造を実現するためには、農地や緑地の災害軽減効果を評価することが必要である。本研究はこの部分に関連するものである。
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