研究課題/領域番号 |
17K06848
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
構造・機能材料
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研究機関 | 仙台高等専門学校 |
研究代表者 |
今井 裕司 仙台高等専門学校, 総合工学科, 准教授 (40334693)
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研究分担者 |
平野 愛弓 東北大学, 材料科学高等研究所, 教授 (80339241)
但木 大介 東北大学, 電気通信研究所, 助教 (30794226)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 包埋技術 / チオール修飾 / ポリフッ化ビニリデン / 圧力センサ / ウェアラブルデバイス |
研究成果の概要 |
溶液塗布法とチオール修飾による配向分極制御により,金属細線を包埋処理したβ型のPVDFフィルムの成膜を行うことで,汎用性に優れた新奇なフレキシブル圧力マッピングセンサの作製方法を確立した。空間分解能である200μmにおおよそ一致する形で,一次元方向および二次元平面上での圧力印加位置の判別にリアルタイムで成功しており,生体における低侵襲な脈拍センサなどのウェアラブルデバイスへの応用が可能であることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の溶液塗布法とチオール修飾による配向分極制御によって,高感度な一次元および二次元圧力マッピングセンサの作製が,非常に簡便な低温・溶液一貫プロセスによって実現可能となる。そのため,本研究はフレキシブル圧力センサや触覚センサの全く新しい方式を提案するものであり,新規性および産業上の活用性いずれの観点からも非常に重要である。特に,医療機器や検査装置への応用が可能であり,医療介護分野への大きな貢献が期待できる。
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