研究課題/領域番号 |
17K06921
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物機能・バイオプロセス
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
田中 孝明 新潟大学, 自然科学系, 教授 (00217043)
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研究分担者 |
山本 修一 山口大学, 大学院創成科学研究科, 教授(特命) (80144921)
木村 勇雄 新潟大学, 自然科学系, 教授 (00169921)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | バイオセレーション / モノリス / 吸着材料 / タンパク質 / バイオセパレーション |
研究成果の概要 |
バイオ医薬品等のタンパク質・ペプチドの分離精製に用いられることを目指して,混合作用モノリス型吸着材料の開発行った。高分子製のモノリス骨格部分を相分離法を用いて多孔質となるように作製し,主として混合吸着作用を有するヒドロキシアパタイト粒子の複合化を行った。高分子にはポリメチルメタクリレートとポリ乳酸を用いた。作製した材料の吸着性能の評価を行い,モデル系として牛血清アルブミンと牛γ-グロブリンなどが分離できることを示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
自己免疫疾患や癌の治療に抗体(γ-グロブリン)などのバイオ医薬品の製造技術の進化が求められている。2020年には新型コロナウイルス感染症COVID-19によるサイトカインストームの抑制にも抗体医薬の投与が検討されている。このような状況の中でモノリスクロマトグラフィーを用いたオンラインモニタリングなど,バイオ医薬品の分離精製・分析が迅速・簡便に行われることがますます期待されている。本研究で開発した混合作用モノリスは操作条件についてはさらなる検討が必要なものの,これらの用途に利用されることが期待される。
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