研究課題/領域番号 |
17K06966
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
船舶海洋工学
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研究機関 | 高知大学 |
研究代表者 |
岡村 慶 高知大学, 教育研究部総合科学系複合領域科学部門, 教授 (70324697)
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研究分担者 |
野口 拓郎 高知大学, 教育研究部総合科学系複合領域科学部門, 准教授 (90600643)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 海中センサ / 被圧容器 / 海洋計測 / 化学センサ / 深海 / 圧力 / 海洋探査 / 海洋工学 / 海洋科学 / 深海環境 / 地球観測 |
研究成果の概要 |
本研究では従来、耐圧容器を必要としていた電装部についても油漬け容器内に配し、耐圧容器レス化することで、ペイロードスペースが律速となり搭載不可能であった物理・化学・生物センサを小型軽量化し、全海洋における物資循環解明に資する観測システムを構築した。 センサ感応部と電装部の接続方法は、樹脂モールドでも可能ではあるが、取り外しの容易を考慮すると耐圧水中コネクタが良いことが分かったため、それぞれを分離した形でセンサの政策を行った。耐圧試験を行った結果良好に作動した。実海域試験を伊東沖の海丘で行った結果、良好に作動し、海中データの計測に成功した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究において、油漬けや真空パックによる被圧化が進めば、耐圧容器無しでの簡便な取扱が可能なセンサ開発に道筋が立つ。また、耐圧容器レス化により、pHや溶存酸素といった水中化学センサの小型化が進み、また安価に提供出来るようになる。これらのセンサを自動昇降ブイや小型の水中HDビデオロボットに搭載可能となることで、海洋観測における網羅的な化学センシングが可能となるであろう。この点が本研究の特色であり、独創的な点である。
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