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振動を利用した炭素粒子の沈着・再飛散に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 17K06974
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 船舶海洋工学
研究機関国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所

研究代表者

大橋 厚人  国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所, その他部局等, 研究員 (20358394)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
キーワードPM計測 / 振動 / 衝突 / 沈着 / 再飛散 / 船舶工学 / 海洋保全 / 環境分析 / 大気汚染防止・浄化
研究成果の概要

粒子状物質(PM)計測で使用する排気導入管内のPM損失対策に関係して、以下の知見を得た。1:炭素粒子発生装置で発生させた粒子による実験では、排気導入管に衝突を加えても、沈着と再飛散を相殺させる条件を見つけることはできなかった。2:PM計測精度が再飛散により低下している場合の判断方法を提案した。3:PM計測前後に排気導入管内に沈着した粒子を除去する方法を提案した。4:PM損失を低減する排気導入管を試作した。
2台のPM捕集装置の同等性を確認するとともに、これら2台の装置により、排気管の長さ方向の排気採取位置の違いがPM計測に与える影響を、評価した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

舶用ディーゼル機関から排出される粒子状物質(PM)の計測は、計測法に依存した不確定性がある。本研究では、PM捕集装置の一部である排気導入管に着目し、計測精度が再飛散により低下している場合の判断方法の提案、計測法で決められていない洗浄方法の提案、PM損失を低減する排気導入管の試作を行い、計測法の改善を進めることができた。
当所が所有する実験施設や装置は、国内では極めてまれな施設や装置であり、これらの基礎情報として、装置の同等性や、計測環境の均一性が確認でき、これらの存在価値をさらに高めることが出来た。

報告書

(4件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2019 2018

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (2件)

  • [雑誌論文] PM計測における排気採取位置の影響2019

    • 著者名/発表者名
      大橋厚人、中村真由子
    • 雑誌名

      マリンエンジニアリング

      巻: 54 号: 4 ページ: 644-649

    • DOI

      10.5988/jime.54.644

    • NAID

      130007685479

    • ISSN
      1346-1427, 1884-3778
    • 年月日
      2019-07-01
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [学会発表] 分流希釈装置の複製と比較実験2019

    • 著者名/発表者名
      大橋厚人、中村真由子
    • 学会等名
      日本マリンエンジニアリング学会
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
  • [学会発表] ステンレス管内での炭素粒子の捕集2018

    • 著者名/発表者名
      大橋厚人
    • 学会等名
      日本マリンエンジニアリング学会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2021-02-19  

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