研究課題/領域番号 |
17K06979
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
船舶海洋工学
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研究機関 | 国立研究開発法人水産研究・教育機構 |
研究代表者 |
太田 博光 国立研究開発法人水産研究・教育機構, 水産大学校, 教授 (80399641)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 漁船 / 診断 / 機械の健康寿命 / 信号処理 / 新合成波形分離法 / 音響診断システム / 転がり軸受 / 状態監視 / 音響診断プログラム / 健康寿命 / 状態監視・診断 / 音響診断 / 摺動性超音波 / 滑り軸受 / パラボラ集音マイクロホン / 合成波形分離法 / 摺動性超音波振動 / 機械要素 / 高船齢化 |
研究成果の概要 |
大型船舶に比べメンテナンスが行き届いていない漁船機関や周辺機械設備の健康寿命を大幅に延長させる状態監視・診断システムの開発を行う.基盤となる技術は研究代表者が提案している「パラボラマイク」と提案する信号処理法である「新合成波形分離法」を用いた高効率,高精度な診断手法である.本手法に基づき携帯型診断装置および音響診断プログラム(Wave Diag)の開発を行っている.本音響診断プログラム(Wave Diag)は従来法と比較しても約20倍程度,高精度であることが分かっている.現在,本音響診断プログラムを用いて工場の生産ラインにおける診断業務を実現している.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
重要機械設備の保全政策は損傷を前もって予防する予防保全が前提である.これは損傷の元となるストレスの監視,診断を行い取除く損傷原因除去型保全が保全政策として最適である.漁船は他の船舶に比べコスト的にもマンパワー的にもメンテナンスが行き届いていない傾向があるため上記の保全政策に基づく「健康寿命延長を実現するための状態監視・診断システム」が必要である.本提案手法を実用化することで漁船の健康寿命の延長,メンテナンスコストの低減,高効率化による燃料消費量および消費電力の低減により高船齢化の傾向が強く表れている我が国の現存漁船の長期利用,低コスト運用の実現に寄与することができる.
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