研究課題/領域番号 |
17K07430
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
植物分子・生理科学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
伊藤 寿 北海道大学, 低温科学研究所, 助教 (50596608)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | クロロフィル / 老化 / ジャスモン酸 / クロロフィル分解 / シロイヌナズナ / ポプラ / 植物ホルモン / 植物 / シグナル伝達 |
研究成果の概要 |
本研究の中心的な課題として、クロロフィル分解とジャスモン酸合成の関係の解明がある。植物はジャスモン酸などの植物ホルモンの働きにより老化し、その結果クロロフィルが分解されると考えられてきた。しかし本研究により、クロロフィルが分解されるとジャスモン酸が合成され、老化関連の遺伝子の発現が誘導される、つまり老化が促進することが示された。この結果は、クロロフィルの分解が植物ホルモンを介して老化を促進していることを示唆している。本研究は、植物のクロロフィル分解の新しい役割を示したものである。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
葉が黄色くなるのは、植物が枯れるときに一番目に付く特徴です。このような葉の色の変化は、光合成色素のクロロフィルが分解されることで起きます。これまで植物ホルモンが葉の老化を進めて、その結果クロロフィルが分解されて葉が黄色くなると考えれらていました。しかし本研究では、クロロフィルの分解によって植物ホルモンの合成が合成され、その結果葉の老化が進むことが示唆されました。このような観察から、クロロフィルの分解と植物ホルモンの合成が相乗的に影響しあい、葉の老化を速やかに進めていると考えられます。
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