研究課題/領域番号 |
17K07441
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
植物分子・生理科学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
杉浦 昌弘 名古屋大学, 遺伝子実験施設, 特別教授 (80027044)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | タバコ葉緑体 / イントロン / RNAスプライシング / 2次構造モデル / in vitro系 / RNA / スプライシング / in vitro 系 / 葉緑体 / 2次構造モデル |
研究成果の概要 |
タバコ植物の葉緑体ゲノムは、110余種の遺伝子を持つ。このうち、12種のタンパク質をコードする遺伝子はイントロンと呼ばれる「余分な配列」を含む。この葉緑体のatpF遺伝子のイントロンの2次構造モデルを作図し、エキソン結合部位(EBS1とEBS2)を探索した。推定したEBS1とEBS2につき、変異を導入し、我々が葉の抽出液から作った、この余分な配列を除く(スプライスと呼ばれる)系で調べた。その結果、推定したEBS1、EBS2が正しいことを示した。EBS2は、この効率を高めることを示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
人や動物など地球上の全ての生物は、酸素を吸って炭酸ガスを吐き出す。一方、植物は太陽光エネルギーを使って、吐き出された炭酸ガスと水から、炭水化物を合成する。これは葉緑体の中で行われている「光合成」と言われる現象で、我々はこれによって食糧と綺麗な空気を得られ生きながらえている。我々は、この「光合成」と言う現象を正しく理解し、この地球上で光合成が正常に持続する様に、正しい知識を持って我々の置かれた環境を保全していく必要がある。
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