研究課題/領域番号 |
17K07746
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用生物化学
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研究機関 | 東京女子医科大学 (2018-2020) 筑波大学 (2017) |
研究代表者 |
廣田 恵子 東京女子医科大学, 医学部, 講師 (00375370)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 線虫 / 分子遺伝学 / tRNA / 寿命 |
研究成果の概要 |
DNAに書き込まれた遺伝情報は、mRNAに転写され、その後、リボソーム上でtRNAと協働してタンパク質に翻訳されて、その機能が発揮される。近年、複数の翻訳開始タンパク質のノックダウンが長寿命を示すことが報告されており、翻訳効率の低下と寿命延長の相関が示唆されている。翻訳開始は、翻訳開始タンパク質群を含む40Sリボソームと開始メチオニンtRNAとの会合が起点となっている。本研究では線虫において、開始メチオニンtRNAがメチル化修飾を受けることを見出し、その生理機能の一端を明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
DNAに書き込まれた遺伝情報は、mRNAに転写され、その後、リボソーム上でtRNAと協働してタンパク質に翻訳されて、その機能が発揮される。開始メチオニンtRNAは、翻訳の開始に必須であり、その機能を解明することは、遺伝情報の発現を介して、様々な生理現象に繋がる可能性がある。本研究において、開始メチオニンtRNAがメチル化修飾を受けることを見出し、その生理機能の一端を明らかにすることができた。今後、遺伝子発現制御に有用な情報となると期待される。
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