研究課題/領域番号 |
17K07782
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物有機化学
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研究機関 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
研究代表者 |
森 昌樹 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 生物機能利用研究部門, ユニット長 (50192779)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | ファイトアレキシン / イネ / 病害抵抗性 / いもち病 / 転写因子 / ストレス抵抗性 / 植物 / 遺伝子 / 生理活性 |
研究成果の概要 |
DPFノックアウト(KO)イネを用いて、塩化銅、UV、いもち病菌感染によるストレス応答的なDP生合成について、それぞれDPFに依存することを明らかにした。つぎに、DPFがイネ本来のいもち病抵抗性に関与していることを明らかにした。さらに、DPFの下流のDPがいもち病抵抗性に関与しているのかどうかを明らかにするために、4種のDP生合成初期遺伝子のKOイネを作出した
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまでDPFがDP生合成のキーとなる転写因子であることは明らかになっていたが、生物的役割についての知見はなかった。本研究によりDPFはイネ本来のいもち病抵抗性に関与していることが明快に示された。また、本研究で得られた各種DP生合成変異体は、将来、イネの各DP(モミラクトン、ファイトカサン、オリザレキシン)の生物学的役割の違いを評価するうえで極めて有用なツールとなる。
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