研究課題/領域番号 |
17K07885
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
木質科学
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研究機関 | 国立研究開発法人森林研究・整備機構 |
研究代表者 |
菱山 正二郎 国立研究開発法人森林研究・整備機構, 森林総合研究所, 主任研究員 等 (00353821)
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研究分担者 |
久保 智史 国立研究開発法人森林研究・整備機構, 森林総合研究所, 主任研究員 等 (50399375)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | リグノスルホン酸 / 木粉 / 多糖類 / 酸加水分解 / ヘミセルロース / 金属塩 / 沈殿 / 加水分解 |
研究成果の概要 |
木材の化学パルプ化(サルファイトパルプ化)工程でパルプ化廃液中に副生するリグノスルホン酸を基材とした天然高分子由来酸触媒の開発を目的とした。木質系バイオマスに由来するリグノスルホン酸は、木粉の酸加水分解の際、基質に対する高い親和性を有すると考えられるため、効率的な酸糖化触媒として機能することを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
安価で入手容易なリグノスルホン酸が木質系バイオマスの酸糖化触媒として使用できる可能性を示したことで、バイオエタノール製造に必要なセルロース系バイオマスの糖化工程のコスト、エネルギー削減に大きな貢献が期待される。
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