研究課題/領域番号 |
17K07903
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
水圏生産科学
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研究機関 | 岩手大学 |
研究代表者 |
石村 学志 岩手大学, 農学部, 准教授 (50524815)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 最適化 / 空間生物経済分析 / 漁獲行動最適化 / 漁場経済推定 / 震災復興 / 漁場 / 空間分析 / 市場分析 / 漁業者行動 / 漁場分析 / 漁業 / 漁業経済 / レジリアンス / 不確実性 |
研究成果の概要 |
本研究では、気仙沼近海延縄漁船団から提供される操業・市場データを解析に使用し、操業データの位置情報と漁獲魚種組成による空間クラスター分析を用いることで、漁場確定をさえ漁場の特性および経済評価をおこなう。さらに、漁業者とのワークショップにより随時研究結果へのフィードバックを得て漁場配置と選択漁場セットを明らかにした上で、各漁場の不確実性を確率過程として盛り込んだ最適操業戦略を追求する総合モデル、そして最適化操業戦略を確率シミュレーションにより探求した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の結果は、東日本大震災後の気仙沼近海はえ縄船団の操業・市場データを元にした空間的漁場把握と把握されたそれぞれの漁場の漁獲及び経済特性を明らかにした上でし、航海日数を限定した時期別の操業確率シミュレーションを各漁場選択を考慮し行うことで様々な不確実性に強い最適漁獲戦略を探求した。不確実性に強い最適操業戦略の提示は気仙沼近海延縄漁船団のみならず、日本の漁業新しい可能性を示す。これは学術的意義以上に不確実性に強い漁業構築に向けた研究の社会実装へと繋がる。
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