研究課題/領域番号 |
17K07982
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営・経済農学
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研究機関 | 秋田県立大学 (2018-2022) 秋田県農林水産部(農業試験場、果樹試験場、畜産試験場、水産振興センター及び林業研究研修センター) (2017) |
研究代表者 |
上田 賢悦 秋田県立大学, 生物資源科学部, 教授 (70611226)
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研究分担者 |
清野 誠喜 昭和女子大学, 生活科学部, 教授 (90225095)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 普及指導員 / 農業普及 / イノベーションプロセス / 熟達化 / 人材育成 / 経験学習 / 質的研究 / PAC分析 / PAC分析 / 混合研究法 |
研究成果の概要 |
(1)普及活動事例研究により、当事者である農業者と多様な協働者による実践共同体(場)を中心とした普及活動が求められている状況を実証的に明らかにした。(2)都道府県の農業革新支援専門員へのアンケート調査により、普及指導員人材育成の現状と課題を明らかにした。(3)普及指導員へのアンケート調査結果から、「経験学習実行度」と「成長実感」「普及指導員としてのポジティブな感情」「職務適応」の評価の相関を確認した。(4)経験学習を促進させることを目的として、OJT日報・週報に面談を組み合わせたOJT支援ツールの開発および実証を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、個々人の経験則に基づいた私の人材育成論や新任期・若年層を対象とした断片的な人材育成事例の蓄積から脱却し、新たな普及活動に適応可能な普及指導員を効率的・効果的に育成していくために、イノベーションプロセスの変化に伴い「普及指導活動がどのように変化しているのか」、そこでは「普及指導員はどのように学び成長しているのか」という成長プロセスを解明し、普及指導員の人材育成方策を提起した、初めての体系的・学術的な普及指導員人材育成研究となる。
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