研究課題/領域番号 |
17K08014
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域環境工学・計画学
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研究機関 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
研究代表者 |
浜田 康治 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 農村工学研究部門, 上級研究員 (00425521)
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研究分担者 |
亀山 幸司 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 農村工学研究部門, 上級研究員 (90414432)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 農業集落排水処理水 / 再生水利用 / 施設農業 / かんがい / 水管理 / 灌漑利用 / 土壌有機物 / SAR / 健康リスク / 農業集落排水 / 再生水 / リスク / かんがい用水 / 塩類集積 |
研究成果の概要 |
農業集落排水処理水の灌漑利用への適用性について検討するため処理水水質を評価し、対象とした処理水が調理目的の作物の栽培であれば制限なく使用できる可能性と、水管理や営農上の工夫で生食用作物の栽培にも使用できる可能性を示した。また処理水を灌漑利用した際の土壌の有機物や陽イオンへの影響を評価し、ハウス内での栽培試験での短期的な影響が確認されないが、カラム試験により長期使用後に影響がでる可能性を示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
世界的に慢性的な水不足を抱える地域をはじめとして、処理排水の農業利用が進められている。わが国においては水田や露地での利用において問題が顕在化しにくいものの、農業施設内で利用する場合には主に塩類集積などの問題の顕在化が懸念されるが国内での検討例がない。気候変動などの原因により水源の安定確保に不安が生じる中、代替水源として処理排水を農業に低コストで安全に利用するための技術開発は重要である。
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