研究課題/領域番号 |
17K08188
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境農学(含ランドスケープ科学)
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研究機関 | 石川県立大学 |
研究代表者 |
上野 裕介 石川県立大学, 生物資源環境学部, 准教授 (90638818)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | ドローン / 空間生態学 / 水田生態系 / 景観生態学 / SfM / UAV / 水田生物 / 水路ネットワーク / リモートセンシング |
研究成果の概要 |
本研究は、既存の国土に関する基盤情報(植生図、地形図などのGIS情報)と現地計測の間にあった環境データの空間ギャップを、ドローンによる空撮データで補完することで、より精緻に生物の分布パターンを把握する基盤技術の研究である。特に水田環境の指標生物であカエルとバッタなどをモデル生物とし、自然環境情報の空間スケールと解像度の違いが、生物の分布パターンの予測精度に及ぼす影響を検討することを目的とした。調査では、ドローンによって連続撮影した空撮画像とSfM(Structure from Motion)技術によって里山景観の3次元計測を行った。また水田の指標生物の分布パターンとその要因の調査を実施した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
高解像度なカメラを搭載したドローンが普及し、SfM(Structure from Motion)の技術によって複数枚の写真から3次元形状を復元することが可能になっている。一方で、既存の国土に関する基盤情報(植生図、地形図などのGIS情報)と現地計測の間には、環境データの空間ギャップが存在する。本研究は、特に、水田環境の指標生物であり、生態的特性が異なるカエルとバッタなどをモデル生物とし、自然環境情報の空間ギャップと空間スケール、解像度の違いが、生物の分布パターンの予測精度に及ぼす影響を検討している。
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