研究課題/領域番号 |
17K08249
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物理系薬学
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
金沢 貴憲 日本大学, 薬学部, 講師 (60434015)
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研究分担者 |
鈴木 豊史 日本大学, 薬学部, 教授 (20267115)
小菅 康弘 日本大学, 薬学部, 准教授 (70383726)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | Nose-to-Brain / 膜透過性ペプチド / ナノミセル / 経鼻投与 / 脳内デリバリー / バイオ医薬 / 筋萎縮性側索硬化症 / 脳虚血再灌流障害 / ドラッグデリバリー / 高分子ミセル / 細胞透過性ペプチド / 中枢神経系疾患治療 / ALS / リポソーム / 脳デリバリー / 水溶性高分子 / DDS / Nose-to-brain / 脳内薬物動態 / 希少疾患 |
研究成果の概要 |
本研究では、脳神経系へのバイオ医薬デリバリー戦略の構築を目的として、再現性の高いNose-to-Brain移行動態解析手法を新たに確立し、種々の機能性ペプチド修飾ナノ粒子や水溶性モデル分子の脳内移行動態を解析することで、膜透過性ペプチド修飾ナノミセルを併用したNose-to-Brainデリバリー戦略が、脳や脊髄への水溶性モデル分子の分布を向上させることを明らかとした。さらに、中枢移行性の悪い核酸医薬やペプチド薬を搭載した膜透過性ペプチド修飾ナノミセルのNose-to-Brainデリバリ―が、脳虚血再灌流障害マウスや筋萎縮性側索硬化症マウスに対する優れた治療効果を発揮することを実証した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で得られた成果は、脳中枢神経系へのバイオ医薬デリバリー技術の開発に関する重要な情報を提供するものと期待される。また、本研究で開発した膜透過ペプチド修飾ナノ粒子を併用したNose-to-Brainデリバリー技術は、現在のところ有効な治療薬・治療法のないあらゆる難治性脳脊髄疾患に対する非侵襲的薬物治療法開発における重要な基盤技術となり得ると考える。
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