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免疫賦活作用を持つ天然物の探索とその薬効解析

研究課題

研究課題/領域番号 17K08349
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 天然資源系薬学
研究機関星薬科大学

研究代表者

金田 利夫  星薬科大学, 薬学部, 准教授 (70339521)

研究分担者 ヌグロホ アルファリウス・エコ  星薬科大学, 薬学部, 特任助教 (40770029)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
キーワード免疫賦活 / ニワトコ / B細胞 / 天然物 / 免疫賦活物質 / 漢方薬 / 免疫賦活作用 / PD-1 / がん
研究成果の概要

Sambucus sieboldiana(生薬名:ニワトコ)から免疫賦活作用を有すると考えられる画分を部分精製し、その作用について解析した。 SSFは活性物質を80%以上含む画分であり、活性物質はベンゼン環を含む糖脂質であると推定された。このSSFはリンパ球の増殖反応において、B220陽性細胞を選択的に増加させる作用を持つことが示された。詳細については未だ検討の余地があるが、このような活性はこれまでほとんど報告されていない。

研究成果の学術的意義や社会的意義

各種の機器データから、部分精製物であるSSFはベンゼン環を有する糖脂質であることが予想されている。さらに、本研究の結果からSSFは、刺激の種類に関わらず、B細胞系の増殖を特異的に増強することが推察された。したがって、本研究で見出したSSFは、これまでに報告の無い免疫賦活作用を持つことが示唆され、今後さらなるSSFの精製と構造の決定、ならびに免疫賦活作用の詳細が明らかとなることが期待される。また、生薬としてのニワトコの利用法としても、従来の外用薬などの用途とは異なる使い方を提案するものである。

報告書

(4件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2019

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] レンプクソウ科Sambucus sieboldianaに含まれる免疫賦活物質について2019

    • 著者名/発表者名
      沈 欣栄
    • 学会等名
      第56回植物化学シンポジウム
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2021-02-19  

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