研究課題/領域番号 |
17K08454
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医療系薬学
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研究機関 | 静岡県立大学 |
研究代表者 |
並木 徳之 静岡県立大学, 薬学部, 教授 (90514563)
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研究分担者 |
内田 信也 静岡県立大学, 薬学部, 准教授 (80372522)
柏倉 康治 静岡県立大学, 薬学部, 講師 (70746403)
田中 紫茉子 静岡県立大学, 薬学部, 助教 (10559925)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 口腔内崩壊錠 / 電子味覚システム / 味マスキング / アドヒアランス / 服用性 / 臨床試験 / 電子嗅覚・味覚システム / 薬学 / 臨床 |
研究成果の概要 |
本研究では、電子味覚システムによるOD錠の服用性評価法の確立を目的とし、苦味を有する薬物をモデル薬剤として用いて、口腔内における溶出挙動を模倣するサンプル調製法を検討した。さらに物理的及び官能的マスキング量を変動させたOD錠の服用性評価を行った。その結果、トリコープテスタ法が口腔内における薬物溶出を最も模倣する方法であると考えられた。さらにトリコープテスタ法と電子味覚システムによる評価法により、物理的及び官能的マスキング量に依存した総合服用感の変化を予測することができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果により、in vitro溶出試験法であるトリコープテスタ法と電子味覚システムを組み合わせた新たな評価法を用い,OD錠の味マスキング効果評価する方法を開発することができた。さらに,本評価方法は様々な薬物のOD錠への適用の可能性も示唆された。本研究により効率的にOD錠の服用性を評価することが可能になり、製剤開発における応用が期待できる
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