研究課題/領域番号 |
17K08471
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医療系薬学
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研究機関 | 名城大学 |
研究代表者 |
半谷 眞七子 名城大学, 薬学部, 准教授 (40298568)
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研究分担者 |
阿部 恵子 愛知医科大学, 看護学部, 教授 (00444274)
亀井 浩行 名城大学, 薬学部, 教授 (60345593)
渕田 英津子 名古屋大学, 医学系研究科(保健), 准教授 (90315846)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | アサーション / 教育プログラム / RASJ / IAS / 薬剤師 / 多職種連携 / RAS-J / コミュニケーション / チーム医療におけるアサーション評価票 / 在宅医療 / 対人コミュニケーション / 多職種協働 |
研究成果の概要 |
本研究では、アサーションを活用した教育プログラムを開発し、その効果を検討した。アサーション自己評価尺度であるRAS-JとIASの点数は、プログラム前後でともにアサーティブな態度の目標値の範囲内であった。参加者の平均勤務年数は20年以上であり、普段からアサーティブな態度でコミュニケーションを図る必要性を理解していることが示唆された。本プログラムの参加者は、他職種との交流やロールプレイを通じてアサーションを活用した「多職種連携に必要な行動変容の意識化」が可能となった。本研究で開発した他職種参加型アサーティブ・トレーニングの推進は、多職種連携の強化に繋がることが期待できる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
我国では高齢化が進み、医療体制は入院から在宅に変換し、患者状況に対応するために、多職種の医療者が専門性を最大限に発揮し、協働するチーム医療が推進されている。在宅医療での薬剤師の役割は、患者への直接的な薬物療法だけでなく、連携によって患者の問題点に寄り添った支援が求められている。多職種協働では心理的障壁を感じる場面もあり、相互の関係性を大切にした自他尊重のコミュニケーションである「アサーティブな態度」でアプローチすることが効果的である。本研究では、心理的障壁が生じやすい症例を取り入れたアサーティブトレーニング「在宅での薬剤師の多職種協働に対する心理的障壁を緩和する教育プログラム」を開発した。
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