研究課題
基盤研究(C)
高悪性度の皮膚メルケル細胞癌(MCC)の約80%がウイルス(MCPyV)関連神経内分泌癌であるが、予後不良に関与する分子生物学的異常(Notchシグナル、ヒストン、代謝系、ミスマッチ修復等)について、MCPyV(+)MCCの発癌機序をMCPyV(-)MCCと比較して治療法開発の基盤となる情報を解明した。MCPyVの研究基盤となる実験系確立のためにウイルス産生系細胞株樹立を試みたが成功しなかった。
メルケル細胞癌(MCC)は高悪性度の皮膚神経内分泌癌であり、その約80%がウイルス(MCPyV)に感染している。予後不良に関与する発癌機序もMCPyV(+)MCCとMCPyV(-)MCCで異なるため、これらの分子生物学的異常(Notchシグナル、ヒストン、トリプトファン代謝系、ミスマッチ修復等)の違いを明らかにしたことは、MCPyV(+)MCCとMCPyV(-)MCCとで別々に有効な治療法開発のために有用な情報基盤となる。MCPyVの生物学的特性を明らかにする基礎的研究基盤となるウイルス産生系培養細胞株樹立による実験系確立を試みたが不成功だった。
すべて 2019 2018 2017 その他
すべて 国際共同研究 (3件) 雑誌論文 (9件) (うち国際共著 6件、 査読あり 9件、 オープンアクセス 3件) 学会発表 (10件) (うち国際学会 6件)
Anticancer Research
巻: 39 号: 1 ページ: 319-329
10.21873/anticanres.13114
Anticancer Res.
巻: 39 号: 10 ページ: 5573-5579
10.21873/anticanres.13751
Hum Pathol
巻: 84 ページ: 52-61
10.1016/j.humpath.2018.09.003
Cell Commun Signal.
巻: 16(1) 号: 1 ページ: 49-49
10.1186/s12964-018-0261-y
病理と臨床
巻: 36 ページ: 179-185
巻: 69:8-14 ページ: 8-14
10.1016/j.humpath.2017.05.011
Yonago Acta Med
巻: 60(3): ページ: 145-153
Viral Immunol
巻: 30 号: 3 ページ: 240-249
10.1089/vim.2016.0179
Oncol Lett.
巻: 13 (6) 号: 6 ページ: 4133-4140
10.3892/ol.2017.5978