配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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研究成果の概要 |
喀痰に含まれる核酸を用いた新しい診断法の開発を目的とした。収集した喀痰検体611例よりDNAを抽出し、濃度100ng/ul以上かつClassIV,Vの腺癌5例、扁平上皮癌5例、Class I,II5例を用い48癌遺伝子パネルを用いAmplicon sequenceを行った。結果、腺癌、扁平上皮癌でALK, KDR, PTEN, KRAS, FLT3, RB1, TP53, ABL1の8遺伝子9lociで変異が見つかり、一方で年齢、遺伝子変異数は正の相関を示すことを見出した。以上より喀痰から 遺伝子解析に耐えうるDNAの抽出が可能であり、発癌を予測できる遺伝子変異を検出する可能性を見出した。
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