研究課題/領域番号 |
17K08776
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
実験病理学
|
研究機関 | 久留米大学 |
研究代表者 |
吉田 隆文 久留米大学, 医学部, 助教 (30368899)
|
研究分担者 |
秋葉 純 久留米大学, 大学病院, 教授 (00341305)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2017年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
|
キーワード | NASH / 肝癌 / PEDF / AGEs / インフラマソーム / 非アルコール性肝炎 / AGEs / 酸化ストレス / Pyrotosis / 抗酸化因子 / 終末糖化産物 / アプタマー / 生体分子 |
研究成果の概要 |
マウスNASHに対してPEDFはNADPH oixdaseを介し酸化ストレス抑制し炎症を抑えるだけでなく、肝臓内の脂質蓄積を減少させた。ヒト肝癌組織においてPEDFの発現低下やPEDF受容体の発現亢進は肝癌の悪性度と関連することがわかった。PEDF受容体トランスジェニックマウスではNASHによる肝癌が増悪していた。また、終末糖化産物(AGEs)による酸化ストレスがNASHによる肝発癌を促進し、AGEsを標的としたNASHの治療法の可能性を示した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
非アルコール性肝炎(NASH:Non-alcoholic steatohepatitis)における生体内抗酸化因子の治療的役割を明らかにした。近年、増加の一途を辿りつつも有効な治療法のない非アルコール性肝炎に対して、本研究は新たな治療法の開発に貢献するものと考える。
|