研究課題/領域番号 |
17K08950
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用薬理学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
安藤 雄一 名古屋大学, 医学部附属病院, 教授 (10360083)
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研究分担者 |
満間 綾子 名古屋大学, 医学部附属病院, 病院講師 (10467326)
前田 修 名古屋大学, 医学部附属病院, 病院准教授 (20378053)
水谷 武史 名古屋大学, 医学部附属病院, 病院助教 (60765519)
下方 智也 名古屋大学, 医学部附属病院, 病院講師 (70612745)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | バクテリアルトランスロケーション / がん薬物療法 / 副作用 / 発熱性好中球減少 / 薬剤反応性 / 臨床 / 癌 / 薬物治療学 / 細菌 |
研究成果の概要 |
ヒトの腸内細菌が循環血液中に移動する現象であるバクテリアルトランスロケーションに着目して,ヒト血液中の細菌を高感度に検出する検査法を用いて,抗がん薬の副作用の発症との関連を調べた.その結果,がん患者は抗がん薬の投与に関わらず常にバクテリアルトランスロケーションが発生しやすい状態であることが判明した.バクテリアルトランスロケーションは抗がん薬の副作用である発熱性好中球減少症や感染症,さらに下痢・腸炎の誘因となっている可能性が考えられた.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
一般に,抗がん薬の副作用は骨髄細胞をはじめとする正常細胞の傷害によって引き起こされる.本研究では,抗がん薬の投与による腸管壁細胞の傷害とは直接関係なく,がん患者ではバクテリアルトランスロケーションが常に発生しやすい状態であること,それが副作用の発症に関わっている可能性を見出した.抗がん薬の副作用の新しい治療法の開発につながる可能性がある.
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