研究課題/領域番号 |
17K08969
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用薬理学
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研究機関 | 国立研究開発法人理化学研究所 |
研究代表者 |
田原 強 国立研究開発法人理化学研究所, 生命機能科学研究センター, 客員研究員 (20419708)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 蛍光イメージング / トランスジーン / 蛍光プローブ / 細胞トラッキング |
研究成果の概要 |
本研究課題においてタバコモザイクウイルス由来プロテアーゼTEVp発現ベクターおよびTEVp依存的off-on型ペプチド蛍光プローブの作製に成功した。すなわち、TEVp発現ヒト脳腫瘍細胞(TEVp-U87)を免疫不全マウス皮下に移植後、2D-in vivoイメージングにより、蛍光イメージングを実施した。その結果、TEVp-U87移植部位において特異的な蛍光シグナルを得ることに成功した。このシグナルがTEVp発現細胞由来であることも組織化学的検討により確認できた。 3Dイメージングの実施に至らなったものの、S/N比改善ずる新たな細胞トラッキング用新規トランスジーンの開発に近づいた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で用いた蛍光モダリティは、一般的に生体深部観察は不得意であるが、蛍光とCTを1台で撮像することができる装置を用いることにより 近赤外波長のような長波長であればマウスの深部のシグナルを得ることが可能である。さらにCTイメージにより、生体内のどの位置からシグナルが得られたのか、より詳細に知ることが可能である。また蛍光の長所である空間分解能が高いことから、in vivoイメージングのみならず、どの細胞が取り込んだのか、移植細胞がどれなのかまで、一つのプローブで検討することが可能となる。
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