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動脈硬化性大動脈瘤の網羅的糖鎖解析による新たな疾患関連指標の探索

研究課題

研究課題/領域番号 17K08989
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 病態検査学
研究機関名古屋市立大学

研究代表者

杉浦 知範  名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 研究員 (60535235)

研究分担者 久野 敦  国立研究開発法人産業技術総合研究所, 生命工学領域, 研究グループ長 (50302287)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワードatherosclerosis / aortic aneurysm / 大動脈瘤 / 動脈硬化 / 糖鎖蛋白 / 腹部大動脈瘤 / バイオマーカー / 動脈瘤 / 糖鎖 / 探索的研究 / 臨床 / マイクロアレイ
研究成果の概要

外科的手術を行った27症例に対して大動脈瘤組織切片の血管壁構造の破綻部と比較的構造が保たれた部位でレクチンアレイ分析をおこなった。まずNet intensityでの比較を行ったが、全体での部位間の比較では大きな差は認められなかったが、同一検体の部位間で有意差があるレクチンが挙げられた。代表的な標本において血管構造が比較的保たれた組織部位と血管構造の破綻した動脈瘤組織の部位でのコントラストが強いレクチンの選定を行った。
しかし異なる検体ではコントラストに一定の傾向は認められなかった。血液中への分泌物に対してマイクロRNAアレイ解析を実施したが、動脈瘤のレクチン強度を反映する指標は同定できていない。

研究成果の学術的意義や社会的意義

今回の検討では異なる検体間での差異、同一検体の組織部位での差の検討においても予想と異なるものであり、効果的な手法を見いだせなかった。また、血液中への分泌性に関してアレイ解析を行い、それらの関連性を検討したが今回の検討では代理指標となりうる候補は得られなかった。今回の研究では大動脈瘤を簡易的にスクリーニングする手法は見いだせず、研究手法を再考する必要があると考えられた。一方、並行して実施した非侵襲的中心血圧測定において、腹部大動脈瘤患者では上腕・中心血圧と肺機能との間には有意な相関を認め、上腕・中心血圧の上昇と肺機能の減弱は腹部大動脈瘤の病態に関連することが示唆された。

報告書

(7件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2024-01-30  

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