研究課題/領域番号 |
17K09008
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
病態検査学
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研究機関 | 山梨大学 |
研究代表者 |
佐藤 金夫 山梨大学, 大学院総合研究部, 特任准教授 (20242662)
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研究分担者 |
金子 誠 東京医科大学, 医学部, 講師 (00377491)
高野 勝弘 山梨大学, 大学院総合研究部, 講師 (60382925)
井上 克枝 山梨大学, 大学院総合研究部, 教授 (10324211)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 薬効モニタリング / 血小板凝集能 / シロスタゾール / 脳梗塞 / 血小板凝集能検査 / 薬効得モニタリング / 臨床血液学 / 薬効評価 |
研究成果の概要 |
様々な条件を設定して自動分析装置(CS2000i)での至適条件を検討してきたが、用手法(ヘマトレーサー)による測定法と比較して安定的にモニタリングできる条件を見出すことができなかった。さらに、新型コロナウイルス感染症の拡大により症例の登録が困難となり、コロナ拡大以前より測定してきた症例を含めて解析をおこなった。 ROC解析により30nMPGE1存在下での30microMTRAPによる血小板凝集能がシロスタゾールの薬効評価に最適であることが示された。この条件下でのカットオフ値は最大凝集率で9%であった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
抗血小板薬は脳梗塞や心筋梗塞といった血栓症の再発予防に使われているが、薬が効きにくい患者さんの存在が知られている。そのため、血小板機能検査を使って薬の効果を調べることが行われているが、シロスタゾールにおいては測定方法が煩雑なため日常検査では行われていない。そこで、自動で検査できる装置を使って簡便に測定する方法の構築を目的に本研究を実施した。
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