研究課題/領域番号 |
17K09028
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
病態検査学
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研究機関 | 帝京大学 (2018-2021) 愛知県がんセンター(研究所) (2017) |
研究代表者 |
坂尾 幸則 帝京大学, 医学部, 教授 (00274605)
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研究分担者 |
中西 速夫 愛知県がんセンター(研究所), 分子腫瘍学分野, 研究員 (20207830)
谷田部 恭 国立研究開発法人国立がん研究センター, 中央病院, 科長 (90280809)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | CTC / liquid biopsy / 肺癌 / CTC自動分離転写装置 / スライドグラス標本 / リキッドバイオプシー / 光学顕微鏡検出 / EGFR遺伝子変異解析 / 血液中循環腫瘍細胞 / 自動CTC分離・検出装置 / 細胞診 / 肺がん患者 / 肺静脈血 / Liquid Biopsy / フィルター型デバイス / Liquid biopsy / 血液循環がん細胞 |
研究成果の概要 |
CTCの分離は我々が開発した金属フィルターを用いた自動分離装置を用いた。本方法ではスライドガラス上に転写して、免疫染色(汎サイトケラチン抗体)し、光学顕微鏡下でCTCを測定した。同定したCTCよりDNAを抽出し、デジタルPCRを用いてEGFR変異の検討を行った。【結果】8例中7例にCTCが同定され、そのうちEGFR変異が検出されたのは3例であった。切除組織からのEGFR検査と結果が一致したのは6例(変異ありでの一致が2例、無しでの一致が4例)、不一致の2例は、組織で変異あり/CTCで変異なしが1例、組織でEx19del/CTCでL858Rが1例であった。臨床現場での応用可能性まで確認できた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本方法は簡易であるばかりでなく、効率の良いliquid biopsy としての応用の可能性も示された。院内での簡便なCTC検査+liquid biopsy の可能性が広がった。
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