研究課題
基盤研究(C)
日本人2型糖尿病患者における夜間の生活行動/睡眠状況との糖尿病合併症との関連性に関する疫学研究を実施した。本研究では297名の同意を取得することができ、シフトワークの有無、眠前の食事、睡眠時間、勃起不全等に関しては質問調査票を用いてデータを取得し、合併症に関しては糖尿病専門医による細小血管障害及び大血管障害の評価を行った。本研究によって夜間の生活行動や睡眠状況が糖尿病合併症を評価可能なデータベースの構築を行うことができた。
糖尿病の治療については食事療法、運動療法に加えて薬物療法が基本とされている。しかし、過去の糖尿病の発症や合併症に対して睡眠時間がU字カーブの関連性を持ったり、夜間排尿回数がさまざまな疾患発症との関連がすでに指摘されている。一方で、国民の睡眠への関心は非常に高く、本研究の解析によって糖尿病と睡眠との関連や睡眠に関連する夜間の行動様式に関するエビデンスが構築できると考えられる。
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すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 3件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (1件) (うち招待講演 1件)
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