研究課題/領域番号 |
17K09120
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
疫学・予防医学
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研究機関 | 淑徳大学 (2021-2022) 横浜市立大学 (2017-2020) |
研究代表者 |
齋藤 京子 淑徳大学, 教育学部, 准教授 (20507389)
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研究分担者 |
杤久保 修 横浜市立大学, 医学研究科, 特任教授 (30046099)
山末 耕太郎 横浜市立大学, 医学研究科, 特任講師 (50526366)
横山 徹爾 国立保健医療科学院, その他部局等, 部長 (70282770)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 睡眠 / ALDH2 / ADH2 / 飲酒 / 血流 / AHD1B / ADH1B / アルコール |
研究成果の概要 |
飲酒が睡眠時間や入眠時間、睡眠の質(深睡眠)に影響を与えている可能性は非常に高い。本研究では、ADH1B、ALDH2遺伝子の活性型、非活性型で、飲酒の有無の日による睡眠時間及び深時間は有意な関連性は認められなかった。アルコール代謝関連酵素活性別にみたアルコールパッチテストによる血流量との関係は、ADH1Bの高活性の者は低活性の者より血流量が早くなっていたが、ALDH2遺伝子多型別では、逆に低活性の者は高活性の者より早く血流量が上昇し20分後も上昇をしていた。今後、症例数を増やしADH1B、ALDH2遺伝子多型別による飲酒による睡眠の影響及び生理的変化について検討する必要性がある。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日本人を含む東洋人の多くが体質的にアルコール代謝能力に著しい個体差があり、特にアルコール脱水素酵素1B(ADH1B)とアルデヒド脱水素酵素2(ALDH2)は遺伝子型によってアルコール代謝活性が大きく異なるため、飲酒の睡眠への影響も異なる可能性がある。本研究では、ADH2B及びALDH2遺伝子多型別に飲酒による睡眠時間や血流量との関連を調べた。遺伝子多型による睡眠時間や血流量の違いは認められたが有意な関連が認められなかった。血流を測定するには時間がかかり、症例数が少なかった。今後は調査数を増やすこと、調査対象者の幅を広げ、またの調査方法も再考していかなくてはならない。
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