研究課題/領域番号 |
17K09473
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器内科学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
櫻井 直 東北大学, 医学系研究科, 非常勤講師 (40451570)
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研究分担者 |
亀井 尚 東北大学, 医学系研究科, 教授 (10436115)
佐藤 千晃 東北大学, 大学病院, 助教 (60646800)
丸山 祥太 東北大学, 大学病院, 医員 (90746348)
谷山 裕亮 東北大学, 大学病院, 助教 (00622987)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | ESD後難治性食道狭窄 / 自家細胞移植 / 生体吸収ステント / 生体吸収性ステント / 食道狭窄 / ESD / 再生医療 |
研究成果の概要 |
内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)後に生じる難治性食道狭窄を予防する目的で、生体吸収ステント留置、自家細胞移植、および両者を組み合わせた手法の効果を検討した。ステント留置のみでは狭窄発症を遅らせることはできたが狭窄予防効果は認めなかった。また、ステントを粘膜切除部に長期に留置するには縫合やクリップなどの工夫が必要なことが判明した。自家細胞移植は、上皮化を早める効果は若干認めたが、狭窄予防には至らなかった。両者を組み合わせた方法でも、ステントの固定、留置が安定しないこともあり、明らかな狭窄予防効果は認めなかった。今後、ステントの固定法を工夫し、効果を確かめることが必要である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
今回の検討では、ESD後の難治性狭窄の予防法の確立には至らなかったが、今後の課題が明らかとなった。これらの課題を解決し、狭窄予防法が確立されれば、これまでESD適応外とされてきた全周性病変や長径が大きい病変もESDで治癒可能となる。手術をはじめとする侵襲の高い治療法を回避し、ESDを行うことで患者さんのQOLの維持、早期の社会復帰が可能となるため、その意義は大きい。
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