研究課題/領域番号 |
17K09686
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
腎臓内科学
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研究機関 | 自治医科大学 (2018-2019) 群馬大学 (2017) |
研究代表者 |
前嶋 明人 自治医科大学, 医学部, 准教授 (70431707)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | アクチビン / 腎疾患 / バイオマーカー / 尿中バイオマーカー / 病中バイオマーカー / 腎臓学 |
研究成果の概要 |
TGF-betaファミリーに属する分化誘導因子アクチビンは、各種腎疾患モデル動物の解析結果から、腎臓の形態形成や腎障害後の尿細管再生、腎線維化に関与することが報告されている。しかし、ヒトでの解析はこれまで行われていない。 本研究の目的は、ヒト腎疾患の発症・進展におけるアクチビンの関与および尿中アクチビンの存在意義を明らかにすることである。本研究で得られた知見により、アクチビンおよびその情報伝達経路を標的とした新規腎疾患治療薬の開発や新規尿中バオマーカーの探索がさらに発展することを目指している。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、ヒトサンプル(腎生検標本、尿)を利用して、過去の基礎研究データをもとに立てた「アクチビンは腎障害の悪化促進因子である」という仮説を検証するものである。本研究の結果、各種ヒト腎疾患におけるアクチビンの重要性が明らかになり、アクチビンやその情報伝達経路を標的とした新たな腎疾患治療薬の開発への第一歩になると思われる。一部の腎疾患患者で尿中アクチビンが検出されており、腎疾患の尿中バイオマーカー開発に大きく貢献するものと思われる。
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