研究課題/領域番号 |
17K09965
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
膠原病・アレルギー内科学
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研究機関 | 東北医科薬科大学 (2018-2021) 東北大学 (2017) |
研究代表者 |
城田 祐子 東北医科薬科大学, 医学部, 准教授 (20455819)
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研究分担者 |
石井 智徳 東北大学, 大学病院, 特任教授 (10282138)
藤井 博司 東北大学, 医学系研究科, 准教授 (30531321)
藤原 亨 東北大学, 大学病院, 講師 (60333796)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 肺動脈性肺高血圧症 / 転写因子GATA2 / 2型自然リンパ球 / 転写因子GATA3 |
研究成果の概要 |
転写因子GATA2は,血管内皮細胞や血球分化に不可欠で,GATA2変異による肺動脈性肺高血圧症 (PAH) 発症機序と2型自然リンパ球(ILC2)の関与を検討した.GATA2-KOマウスを低酸素室で飼育しPAHを誘導した.GATA2-KOはControlと比較し, 有意に肺細動脈リモデリングが強く,脾臓では有意にGATA3発現を認めた.GATA3はILC2分化と維持に不可欠だが,ILC2細胞数が少なく検討に難渋した. GATA2-GFPノックインマウスでは, GATA-2は肺細動脈に有意に発現していた.GATA2-KOでは,肺細動脈リモデリングが起こり,PAH発症要因となる可能性を示唆した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
転写因子GATA1は,造血系の発生・維持や,血管内皮西郷の性質維持に重要であることが知られている.ヒトGATA2欠損症において,肺高血圧症(PH)を認める症例があるが,その詳細は不明である.今回の研究では,GATA2欠損マウスにおけるPH発症機序を明らかにすることを目的とした.GATA2欠損マウスでは,肺細動脈のリモデリングが起きやすいことを確認し,これがPH発症の要因となる可能性を示唆した.さらに, GATA2欠損マウスでは,GATA3 の発現が上昇していた.GATA3はILC2分化と維持に不可欠であり,ILC2とPH発症の関連についても検討したが,ILC2細胞数が少なく検討に難渋した.
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