研究課題/領域番号 |
17K10302
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
精神神経科学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
足立 浩祥 大阪大学, キャンパスライフ健康支援センター, 准教授 (00303785)
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研究分担者 |
数井 裕光 大阪大学, キャンパスライフ健康支援センター, 特任教授 (30346217)
渡邉 嘉之 大阪大学, 医学系研究科, 特任教授(常勤) (20362733)
工藤 喬 大阪大学, キャンパスライフ健康支援センター, 教授 (10273632)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 認知症 / 睡眠 / バイオマーカー |
研究成果の概要 |
神経変性疾患の一つであるα-シヌクレイノパチーの前駆状態と考えられている、レム睡眠行動異常症(RBD)について、その病態解明とα-シヌクレイノパチーへの進展過程の検討を行った。本研究の経過観察期間においては先行研究に比してRBDからα-シヌクレイノパチーへの進展頻度は低かったが、RBDの状態の時期から高次脳機能評価および神経症状評価において、何らかの異常所見が存在することが明らかとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
レム睡眠行動異常症(RBD)は神経変性疾患の一部において、その前駆状態と考えられており本研究領域で注目を集めている。このRBDからα-シヌクレイノパチーへの進展過程にアプローチし、その病態および神経基盤を明らかにすることは、神経変性疾患の早期発見・発症予測する客観的なearly markerの同定、新しい臨床診断方法や発症前の予防介入、治療評価への臨床応用につながるものと考えられ、その意義は大きい。
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