研究課題/領域番号 |
17K10304
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
精神神経科学
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研究機関 | 国立研究開発法人国立長寿医療研究センター (2018-2019) 大阪大学 (2017) |
研究代表者 |
福森 亮雄 国立研究開発法人国立長寿医療研究センター, 認知症先進医療開発センター, 室長 (00788185)
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研究分担者 |
工藤 喬 大阪大学, キャンパスライフ健康支援センター, 教授 (10273632)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | ガンマセクレターゼ / アルツハイマー病 / γセクレターゼ / プレセニリン / アミロイド前駆体蛋白 / 非天然アミノ酸 / 光親和性クロスリンク / エクソサイト / ニカストリン / 膜内タンパク分解酵素 |
研究成果の概要 |
アルツハイマー病のAβの前駆体であるC99とはアミノ酸長が異なるだけのC83もγセクレターゼのエクソサイトと相互作用するが、その相互作用するアミノ酸残基が異なることを発見した。また、γセクレターゼ切断を強く阻害するC99の細胞外領域の変異体を探り、そのエクソサイトへの結合変化を観察した。さらにアルツハイマー病治療法開発の可能性を示唆する予備的データを得た。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
認知症、特に患者数の多いADの対策が急務である。新オレンジプラン/認知症大綱が発表され、社会全体で医療、介護やケアにも注力されつつある一方で、治療薬を開発し、病気を根本的に治療することも人々の生活の改善につながり、有効な対策となる。本研究をさらに発展させることで、これまで開発されてきたγセクレターゼ阻害剤の問題点を克服した新規AD治療薬の開発につながり、ADを根本的に治療できる可能性がある。そのことを通じて、認知症患者さんのクオリティーオブライフを改善できる可能性を秘めている。
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