研究課題/領域番号 |
17K10373
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 北里大学 |
研究代表者 |
五味 勉 北里大学, 医療衛生学部, 教授 (10458747)
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研究分担者 |
鯉淵 幸生 独立行政法人国立病院機構高崎総合医療センター(臨床研究部), 臨床研究部, 臨床研究部長 (10323346)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 乳がん / トモシンセシス / 被ばく線量低減 / 放射線 / 被ばく線量 |
研究成果の概要 |
乳がんの死亡率は増加傾向であり、微細病変の検出能向上を実現する乳腺検診システムの整備が必要である。私たちの研究では、微細病変の検出能向上を実現するために、圧縮センシングを使用した画像再構成法と鮮鋭処理(アンシャープマスキング)を複合化した手法に着目し、新たな乳腺デジタルトモシンセシスシステムを開発した。その結果、限定的ではあるが微細病変の検出能向上と被ばく線量の低減を示唆することが可能であった。私たちの研究成果は、微細病変の検出能向上と被ばく線量低減につながるものであり、今後の臨床応用に発展させたい。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
新たな乳腺デジタルトモシンセシスシステムの開発によって高い病変検出能を有したスライス画像の提供と被ばく線量の低減を示唆したことから、臨床用途としての可能性を示したといえる。さらに、微細病変の検出能向上を実現する検診等のスクリーニング目的で活用できることが期待される。
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