研究課題/領域番号 |
17K10395
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 福井大学 |
研究代表者 |
小坂 信之 福井大学, 学術研究院医学系部門, 准教授 (60397247)
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研究分担者 |
木村 浩彦 福井大学, 学術研究院医学系部門, 教授 (10242596)
黒川 哲司 福井大学, 学術研究院医学系部門, 准教授 (60334835)
金本 雅行 福井大学, 学術研究院医学系部門(附属病院部), 診療放射線技師 (60730728)
藤原 康博 熊本大学, 大学院生命科学研究部(保), 准教授 (90422675)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | MRI / 灌流画像 / 子宮 / 腎臓 / Arterial spin labeling / arterial spin labeling / 放射線 |
研究成果の概要 |
造影剤を用いない組織の血流をみる新しいMRI撮像法(arterial spin labeling法)の腹部臓器、特に子宮への臨床応用を試みた。出産後の遺残胎盤のような血流の多い病変の評価においては造影剤を用いるdynamic MRIと同等の結果を得ることができた。また、新しい腹部臓器用ASL撮像法を開発し、その方法の妥当性を確認した。今後、今回の研究で開発した新しいASL法を用いて、子宮や腎臓などの腹部臓器への臨床応用をさらに進めていく予定である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
今回の研究成果では、造影剤を用いない新しいMRI撮像法を出産後の合併症である遺残胎盤に用い、造影剤を使用する検査と同等の結果を示すことができた。このことは、造影剤使用における副作用を避けることができ、また医療コストの低減につながると考えている。また、新たな技術を用い腹部臓器用ASL撮像法の改良を行った。この新しいASL撮像法は、今後の臨床研究において画質の向上のみならず、撮像時間の短縮に寄与できると考えている。
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