研究課題/領域番号 |
17K10436
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
蒲田 敏文 金沢大学, 医学系, 教授 (00169806)
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研究分担者 |
吉田 耕太郎 金沢大学, 医学系, 助教 (30645130)
土屋 弘行 金沢大学, 医学系, 教授 (40227434)
南 哲弥 金沢医科大学, 医学部, 教授 (60436813)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 免疫賦活 / 凍結療法 / 動注 / 免疫療法 / 肝癌 / 癌 / IVR / 凍結免疫 / 動脈塞栓術 / 肝動脈免疫塞栓療法 |
研究成果の概要 |
肝動脈塞栓療法および凍結療法にOK-432を併用してabscopal effectをもたらす治療の開発を試みた。OK-432とリピオドールエマルジョンによる肝動脈塞栓療法は、ウサギ肝臓での選択的塞栓で想定外に大きな梗塞を生じ、免疫賦活が期待できなかったことから検証を断念した。凍結療法については、動物実験用に簡易凍結システムを開発して冷却性能を確認したのち、ウサギVX2肝・皮下腫瘍モデルに対してOK-432局注と凍結療法の併用療法を行ったが、abscopal effectは確認できなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で動物実験用に作成し冷却性能を確認した凍結システムは、簡便に作成し凍結療法を行うことができる。これを用いることにより、臨床応用の拡大が期待されている凍結療法に関して、今後さらなる探索的実験を進めることが可能となった。また、ウサギ肝動脈は容易に攣縮が生じてヒトでのTAEと異なり比較的強い塞栓となることがわかり、ウサギ肝臓を用いた経血管インターベンション実験を行っていくうえでの課題が判明した。
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