研究課題/領域番号 |
17K10438
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
松井 裕輔 岡山大学, 大学病院, 講師 (50614351)
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研究分担者 |
郷原 英夫 岡山大学, 大学病院, 教授 (10379745)
平木 隆夫 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 研究教授 (50423322)
藤原 寛康 岡山大学, 大学病院, 講師 (70423324)
生口 俊浩 岡山大学, 大学病院, 准教授 (90423293)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2017年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | MRI / 生検 / 臨床 |
研究成果の概要 |
MRIガイド下針生検(組織診断が必要な病変に対してMRI画像を見ながら体内に針をすすめ、組織を採取する検査)には、被曝がなく、軟部組織のコントラストが良いなどの様々な利点がある。近年導入された高磁場(1.2テスラ)オープンMRI装置は、生検手技に適した形状で、高い撮像能を有しており、この装置を用いた生検手技の確立が期待される。そこで、この装置を用いたMRIガイド下針生検の実行性を評価することを目的として臨床試験を施行した。結果として、10例の患者の様々な部位の病変に対して1.2テスラオープンMRIを用いた針生検は安全に実行可能であった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
画像ガイド下針生検は、従来主に超音波やCTを用いて行われ、MRIガイド下針生検はそれに適した装置や機器の制約から広く普及するに至っていない。本研究において高磁場オープンMRI装置を用いたMRIガイド下針生検手技の実行性が確認されたことにより、今後より多数例での有用性の確認へと研究が発展することが期待され、将来的にMRIガイド下針生検の普及や、腫瘍の治療などのより高度な画像ガイド下手技への応用につながる可能性がある。
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