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マイクロRNAによる上皮間葉転換の制御と放射線感受性の修飾

研究課題

研究課題/領域番号 17K10472
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 放射線科学
研究機関富山大学

研究代表者

小川 良平  富山大学, 学術研究部医学系, 准教授 (60334736)

研究分担者 鍵谷 豪  北里大学, 医療衛生学部, 准教授 (30524243)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード上皮間葉転換 / がん幹細胞 / ゲノム編集 / 放射線 / TGF-beta / EMT / 癌幹細胞 / CRISPR-Cas9 / 癌 / マイクロRNA
研究成果の概要

がん細胞の上皮間葉転換をデュアルルシフェラーゼアッセイにより検出することのできるEMT可視化細胞を複数のがん細胞で構築した。これらの細胞は、EMTの主要マーカーであるE-カドヘリンとビメンチン遺伝子の下流にウミシイタケ由来、ホタル由来のそれぞれのルシフェラーゼ遺伝子を導入し、これらはマーカー遺伝子の発現に同期して発現する。これらの細胞を使用することで、がん治療の刺激によりEMTが引き起こされ、がんの悪性化も促進されることを示した。この細胞を利用してメカニズムを解析し、最終的にはEMTが起こってもがんの悪性化やがん幹細胞の形成が起こらないような安全で効率的ながん治療の開発に結びつけたい。

研究成果の学術的意義や社会的意義

EMT可視化細胞を複数のがん株細胞で構築した。これらの細胞を使用することで、どのような刺激ががん細胞のEMTを誘導し、その悪性化を促進するかについてより簡便な解析が可能となった。さらには、この細胞を使用することにより、EMTと関連の深いがん幹細胞形成のメカニズムを明らかにすることで、その制御法の確立にも役立つと思われ新たながん治療の開発に繋がる可能性がある。

報告書

(4件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2019

すべて 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件)

  • [学会発表] Establishment of EMT monitoring cells and their use for analyzing EMT induction by therapeutic stimuli.2019

    • 著者名/発表者名
      Mana Kato, Ryohei Ogawa, Zhao Qing-Li, Ayaka Sato, Go Kagiya, Kyo Noguchi, Jun-Ichi Saitoh, Loreto B. Feril, Jr
    • 学会等名
      ICRR2019
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
    • 国際学会

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2021-02-19  

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