研究課題/領域番号 |
17K10496
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 関西医科大学 (2020-2022) 大阪医科大学 (2017-2019) |
研究代表者 |
吉田 謙 関西医科大学, 医学部, 准教授 (10463291)
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研究分担者 |
辻本 豊 独立行政法人国立病院機構大阪医療センター(臨床研究センター), その他部局等, 機関長・部門長クラス (90773135)
隅田 伊織 大阪大学, 大学院医学系研究科, 招へい教員 (10425431)
山崎 秀哉 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (50301263)
田中 英一 独立行政法人国立病院機構大阪医療センター(臨床研究センター), その他部局等, 機関長・部門長クラス (10324774)
古妻 理之 独立行政法人国立病院機構大阪医療センター(臨床研究センター), その他部局等, 機関長・部門長クラス (00641870)
武中 正 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (80626771)
増井 浩二 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (20783830)
新保 大樹 大阪医科薬科大学, 医学部, 講師 (30535018)
鳴海 善文 大阪医科薬科大学, その他部局等, 名誉教授 (90273664)
門前 一 近畿大学, 大学病院, 教授 (10611593)
吉川 信彦 大阪医科薬科大学, 医学部, 非常勤講師 (10719917)
吉岡 裕人 大阪医科薬科大学, 医学部, 助教 (90779711)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 小線源治療 / 遮蔽材 / 線量測定 / リアルタイム線量計 / VR / 組織内照射 / リアルタイム線量実測 / 放射線遮蔽材 / 放射線増感剤 / In vivo dosimetry / 不均質補正 / 放射線治療物理学 / 高線量率小線源治療 / リアルタイム実測 / 3次元画像誘導治療計画 |
研究成果の概要 |
COVID-19パンデミックの影響もあり線量測定がほとんどできなかった。線量測定機器と遮蔽材とファントムを持つ施設が異なった為、一施設に多人数が集まる必要があり許されなかった)。しかし、遮蔽材の研究については鉛と異なる材質で、かつそれに近いガンマ線遮蔽能力をもつタングステンに着目した。ゴムとの合金にして切ったり曲げたりすることが可能な素材を手に入れて研究を開始している。論文報告としては、遮蔽材を想定して小線源治療の臨床データを用いて鉛ブロックを舌癌病巣と下顎骨の間に挿入した場合とシリコンゴムを挿入した場合の比較計算を行った。結果、鉛がシリコンの2倍の遮蔽力を持つことが分かった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
小線源治療が最も評価されている点は、腫瘍に十分な放射線量を投与しておきながら、隣接する正常組織にはあまり高線量の被曝がないようにできる点である。それをさらに改善させるために遮蔽材を用いる事は既に行われていた。しかし、実測できるシステムはほとんどない。本研究では、まず計算上の危険臓器の線量を数値化したが、このように可視化することで、学術的な価値もさることながら、この数値化により医療者・患者が同法を希望することになり、社会的にも影響が大きい。今後、Real-timeの線量測定に進んでいくが、それが計算値と一致すると証明されるとさらに影響は大きくなると考える。
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